ネットワークスペシャリストに合格するまでの勉強法

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エンジニアリング

本記事で記載すること

本記事ではネットワークスペシャリストに合格するまでの実体験をもとに学習として取り組んだ内容を中心に簡単に記載しようと思います。ちなみに受験したのは2022年となりますので適宜最新の情報はリンク先等でご確認いただけると幸いです。
本題ですが本ぺーじで扱う内容は以下としたいと思います。

  • 学習方法とスケジュール
  • 直前対策
  • 全体所感

ネットワークスペシャリスト試験とは何かと言った概要情報については本記事では扱わないので、試験について知りたいという方は以下の公式サイトをご覧ください。また、こちらのサイトにも試験についての解説記事が載っているので参考にしてみてください。

ネットワークスペシャリスト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「ネットワークスペシャリスト試験」に関する情報です。

また、学習スタート時の状況や学習前の知識量についても触れておくと以下のような感じです。ネットワークに関する基本的な知識は抑えている程度でした。

  • 午前1試験は免除(応用情報合格より)
  • サーバのネットワーク設定やルーティングなどの知識は保有
  • CCNAくらいの基本的なネットワーク設定は実施可能な状態

勉強方法

では、早速試験日までの勉強方法について書いていこうと思います。
大きく分けて試験対策としては午前対策と午後対策という大きな括りに分けて勉強をしました。

午前対策

午前対策では主に以下の「ネットワークスペシャリストドットコム」のサイトを利用して学習を行いました。

私の場合は午前Ⅰ試験は免除で、午前Ⅱのみを対象としていたためこのサイトでの学習しかしませんでした。具体的にはこちらのサイトの 過去問道場(1問1答)を用いて1日10問以上解く と言った取り組みを継続して行いました。こちらのサイトでは解説が非常に丁寧に記載してあるので、間違えた場合でも解説を見て正しい知識の習得が図れるため有力なツールです。ある程度の前提知識をお持ちの方であれば午前対策は参考書などにお金をかけずにこういったサイトのみで十分かと思います。

また、無線通信の規格である IEEE802.11ac などといった周波数帯と通信速度の対応関係の暗記は必須項目となっているかと思いますが、直前に詰め込むよりも当該ツールを用いてコツコツと繰り返し学習しながら身につけていく方が試験中も焦ることなく解くことができるので個人的にはおすすめです。

ネットワークスペシャリストドットコム
ネットワークスペシャリストの解説でNo.1を目指すサイト。試験の最新動向や過去問題の解説など試験に関係する情報を発信しています。午前試験対策はこのサイトにおまかせください。

午後対策

午後対策は知識の応用方法と記述問題に対する解法理解を中心に参考問題集による学習を行いました。学習に利用した書籍は「ネットワークスペシャリスト 専門知識+午後問題 の重点対策」を利用しました。

こちらの書籍は良問を取り扱っているだけでなく、問題1つ1つに丁寧な解説が記載してある点が本書を選定した理由になっています。特に、1冊で10章という長編の構成となっており、出題範囲の全てを解説と共に満遍なく学習することができます。この1冊を複数回繰り返し解くことで知識の抜け漏れから知識の応用、記述解答に対するポイントまでを網羅的にカバーすることができます。
そのため、様々な参考書に手を出すよりも 本書を何回も解く方が効果的 だと言えます。

ただ、上記の書籍は基本的な知識は備えた前提で扱う応用的な書籍であるため、少し知識に不安がある方は以下の書籍と組み合わせて基本を徹底して習得しながら学習すると良いと思います。

午後対策の学習方法は主に重点対策の書籍を用いて、1日1設問以上を解くことを目標に勉強をしました。全ての章の問題を3週くらい実施したら、大体の問題傾向と記述方法は自然と身につくのでこの勉強法だけで試験対策として事足りるかと思います。

ちなみに余談になりますが、午後対策として広い出題範囲から得意分野に山を張って学習すると言った内容を散見することがありますが、個人的にはあまりお勧めしません。理由は2つあって、1つは得意分野が必ずしも出題されるとは限らないため、山が外れた際に問題が解けないリスクがあること。そして、もう1つは知識を備えて業務等でネットワークの知識を活かせる人材にはならないためです。あくまで試験は手段であり、ネットワークスペシャリスト試験を通じて技術者として正しいスキルや知識を身につけることが目的だと私は考えております。そのため、山を張って学習するのではなく、時間をかけてでも良いのでしっかり網羅的に学習することが大事だと思います。その方が合格の確率も上がりますしね。

全体のスケジュール

前章までで試験対策の具体的な内容について記載したのでスケジュールについて言及しておきます。
午前対策は年明けから開始して試験日まで毎日継続しました。午後対策は2月中旬より開始して時間が取れる範囲で、1日最低でも1時間程度の学習時間を確保して試験対策を実施することに努めました。午後対策については知識に不安がある方はもう少し学習期間を長めにとったほうが良いと思うので、午前対策と同じ時期に始めてしまっても良いかと思います。

1月2月3月4月4月17日
午前対策1/10 →
午後対策2/15 →

全体所感

試験傾向

令和4年度春季のネットワークスペシャリスト試験の傾向ですが、個人的には午後Ⅱ試験はそこまで難易度が高くはない問題であったため、いかに午後Ⅰ試験を突破するかが合格の鍵だったように感じました。
今回の午後Ⅰ試験も例年通りで単純な知識を問われるというよりは複合的な知識を問われる傾向が強かったため、ネットワークのみならず複数の分野・領域に跨って広く正確な知識を習得・活用していることが求められていたかと思います。例えば、設問2はVPN接続を題材にしたネットワーク設計の問題、設問3などはケルベロス認証を題材にしたネットワークセキュリティの問題などといったネットワーク以外の仕組みについても知識が問われていました。
記述式の解答であるため、単に知っているというだけではNGで、知識を駆使して状況を理解しながら、解答を導き出すことが必要になってきます。この点からも応用力を身につけることを意識して午後対策をしっかり実施することが重要だったかと思います。

そして、やはり試験を通じて感じたこととして、合格に近づくためにはいかに午後問題を乗り越えるかが鍵となってくるとため、午後対策にどれだけ時間を割けたかが重要になってくると痛感しました。これから試験を受ける方は午後の対策時間を意識して勉強されると良いと思います

試験結果

令和4年度春季のネットワークスペシャリスト試験の結果ですが無事に合格していました。いざ合格発表の直前となると緊張するものですね。
1年に1度しか受験できないため、合格を逃すと次の合格タイミングが1年後になってしまうので、短期集中して学習を行い、一発合格を狙っていくのが良いと思います。

試験結果

まとめ

今回は情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト試験における学習方法について記載しました。技術系の資格を取っても業務に活かせないという考えをお持ちの方はいるかと思いますが、資格は対外的に自身の能力を証明する手段としては有効ですし、直接的に業務に役立たなくとも間接的に業務理解を促進したりしてくれるはずです。是非皆さんも積極的に資格取得を目指して取り組んでいってもらえると良いかと思います。

次は秋季のデータベーススペシャリスト合格を目指して気持ちを新たに勉強をしていこうと思います。

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